普通なのかわからない家族

ご覧いただきありがとうございます🐰

 

今日は家族について書いてみようと思います。

 

父は会社員、職種は電気工事。

一見寡黙で怒ったら怖そうな見た目(いかついというのか・・・)。

しかし本当は小心者で以外と可愛いお父さんです(^^)

私に一切干渉したことがなく、そんな父だったので

「お父さんと私の服一緒に洗濯しないで!」とか

「お父さん臭い!うるさい!」とか

そんなこと思ったことないです。

私は周りの友人にも「お父さんみたいな人と結婚したい」と

言っていたくらいです。

 

母は一言でいうと天然?

真面目で優しい母親ですが、たまにびっくりすることを言います。(笑)

おばあちゃんもそうだったので・・・そういう血筋ですね。

どちらかというと厳しい親だったので、門限やマナーについて

子供のころは色々言われ、お父さんより反抗していました。

 

私には兄がいます。

たった一人の兄妹です。

あまり会話をした記憶はありません。

気づいたころには兄は障がい者になっていました。

兄の詳しい病名は知りません。

ただ精神的な理由で「普通」の生活を送ることは難しいかもしれません。

 

「普通」って何なんでしょう。

 

父はよく私に「普通が一番」と言っていました。

 

恐らくそれは兄が「普通」の生活が難しかったから、

私にはそう伝えていたんだと思います。

 

私も小さいころからなんでお兄ちゃんは普通じゃなくなっちゃったんだろう、

と思っていました。

学校にいけない、車の免許が取れない、就職ができない、

この先どうやって生きていくんだろう。

考えるだけで胸が張り裂けそうになりました。

 

初めて兄が「障がい者手帳」を持っていると知ったとき、

驚きと悲しみで一人自分の部屋で泣いたことを覚えています。

 

父や母と兄の話をちゃんとしたことはありません。

なので私は本当に兄の状態を理解していません。

 

この先、どうやって私たち家族は支えあい、生きていくのか、

わかりませんが、どうか兄が、生まれてきてよかったと、

思える日が来てほしいと思います。

 

そして「普通」にこだわることは、あまり意味がないのだと、

この歳になって気づきます。

だって価値観は人の数だけある。

 

 

次は旦那様について書いてみようかな🐰

 

#家族

#障がい者